韓国人写真家のチョ・セヒョン氏が日本の出版社に9000万円の賠償金を支払うことになった。

 日本の大手出版社の文芸春秋が肖像権使用許可を得られず、写真集を廃棄した損害について、東京地方裁判所はチョ・セヒョン氏に対し、9000万円を賠償せよとの判決を下した。日本のスポーツ紙、日刊スポーツが5日報じた。

 同紙によると、「カメラマンは実際の許可を得ていないのに得たかのように文芸春秋に連絡した」と指摘したという。この写真集にはペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、ウォンビンらの写真が掲載されていた。

 文芸春秋は2004年7月に第1刷としてこの写真集を5万部販売し、さらに12万部の増刷を決定したが、写真家が使用許可を得ていなかったことがわかり、増刷分を販売できなかった。そのため1億7000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていたと同紙は報じた。

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