エンタメニュース
リュ・シウォン、父への思いつづる
「韓流スター」リュ・シウォン(35)がこのほど死去した父への思いを語った。リュ・シウォンの父、リュ・ソヌ(柳善佑)さんは15日、京畿道竜仁市水枝の自宅で死去した。72歳だった。
父の死に大きなショックを受けたリュ・シウォンは、すべてのインタビューを断り、父の葬儀を済ませた。
そして22日、自らのミニホームページに父をしのぶ言葉を掲載した。「僕にとって常に世界そのもののような存在だった父が逝ってしまいました。何の言葉も、前触れもなく、あまりにも無情に、あまりにも早く旅立ってしまいました」と無念さをつづった。
リュ・シウォンは「僕と父は食生活・癖・顔・血液型・性格・コーヒー・タバコなど、とても多くのことが似ていました。(父は)3人兄弟の2番目の僕に対し、特に愛情や関心を払ってくれました」と書いた。
また「死の3日前、最後になるとも知らないで朝まで語り明かしたときのことが今もありありと思い浮かびます。あのときも僕の将来を心配してくれていた父。父の最後の誕生日は一緒にいられなかったが、僕の誕生日には最後に一緒に過ごし、旅立ってしまいました」と切ない思いをつづった。
リュ・ソヌさんはいつもリュ・シウォンのファン数千人の氏名・住所を整理して大切にしていたという。亡くなる前もファンからの手紙やプレゼントを整理していた。
「きちんと親孝行するチャンスもないまま、こんなに早くあの世に逝ってしまったら僕はどうすればいいのですか。もっと長生きして孫の顔も見てからでもいいのに。僕が誰と結婚するのかも関心がないようです。天で家族を見守り、忘れないでください」とあふれる父への思いが抑えられない様子だ。
「10年前、父の気持ちを傷つけてしまったように思います。一生をかけてそれを償わなければならないのに。許してくれるでしょうか。お許しください」
そして最後にリュ・シウォンは「西厓・柳成竜(リュ・ソンリョン)大監(壬辰倭乱=文禄・慶長の役のときの文官・学者)の13代目としてより、父リュ・ソヌの二男リュ・シウォンとして生きていきます」と誓い、「お父さん、大好きです。本当に大好きです」と締めくくっている。