男性アイドルグループBIG BANGのヒット曲『嘘』に盗作疑惑が出ているが、日本のソロユニットFree TEMPO(半沢武志)の『Sky High』とともに盗作されたのではと言われている『MOON GARDEN.』『P.I.A.N.O.』の「原作者」DJ ・Daishi Danceが自身の見解を明らかにした。

 Daishi DanceのCDを出したハッピー・ロボットは「このところ盗作疑惑が出ている『嘘』をネットユーザーたちが言う“原作者”に聞かせ、直接意見を聞いてみた。Daishi Danceは“楽器の配列やアレンジ、全体的な雰囲気は似ているように思うが、サンプリングに近い盗作だというには説得力が足りない”と語った」と明らかにした。

 すでに韓国でもCDをリリース、来韓パーティーなどで何度も韓国を訪れているDaishi Danceは、国内のレーベルを通じ「BIG BANGの音楽を韓国で初めて聞いたときも、日本のどのミュージシャンの音楽とも似ている点を見つけられなかった」と話している。

 特に、音楽の展開方式が似ているという点については「大衆音楽が持っている限界をすべてのケースに当てはめれば、音楽をやっている人はこれ以上何もできないだろう」と、音楽の制作方法の限界について語るとともに、一般の人々に理解を求めた。

 そして「チャンスがあればBIG BANGと一緒に作品をやってみたい、と思うくらい魅力的な声」と、BIG BANGの若く力強い歌声を称えた。

 昨年、日本と韓国でStudio Apartmentにより紹介されたDJ ・Daishi Danceは、エレクトロニック、クラブチャート1位など華々しく音楽界に登場、ちょうどサマーソニックなどで日本をよく訪れていた多数の韓国の音楽ファンを通じ、国内でも急速に名前が知られるようになった。

 ハウス・ミュージックはジャンルの特性上、単なる鑑賞用とは言えないものだが、彼のファーストアルバム収録曲は街を行く人々も思わず耳を傾けるような魅力を持っている。ピアノやバイオリンを中心に流れるシンプルなリズム、それに加わるクリアなボーカルは、特にメロディーを中心の音楽を好む韓国人の感性を刺激する、と評価されている。

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