東京国際映画祭が、開催日を釜山国際映画祭の前に変更するかどうかに関心が集まっている。
 11日付けのバラエティー誌によると、東京国際映画祭が来年から開幕時期を釜山映画祭直前の9月に移すというニュースが、業界を緊張させているという。
 東京国際映画祭が開催時期を変更するのは、10月に開かれる釜山国際映画祭に先駆けて開催し、より多くのワールドプレミア上映を行い、世界のメディアからの注目度をアップさせるという計算があるためだ。

 1985年に始まり今年で20回を迎える東京国際映画祭は、これまでアジアを代表する映画祭だったが、釜山国際映画祭が始まった後は、国際的な注目度において一歩遅れをとっているというのが実情だ。
 今年の東京映画祭は、釜山国際映画祭閉幕の12日後の10月20日に開幕する。

 しかし、東京映画祭側は来年の開催時期をまだ公式的に発表していない。
 ただし、現在の委員長が今年のイベントを最後に退任するため、後任の委員長が開催時期について新たなカードを取り出す可能性もあると同誌は予測している。

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