11日、「宮廷女官チャングムの誓いFESTIVAL in Japan」出演のため訪日したパク・ウネに、出演直後の楽屋で話を聞いた。

―今、出番を終えていかがですか?

「とても緊張しました。予想以上に大きな舞台だったので…でも、無事終えることができてホッとしています」

―このメンバーで会うのは久しぶりだったのではないですか?

「中にはたびたびお会いしている方もいますが、皆さんお忙しい方ばかりなので、とても久しぶりの方もいて、懐かしく、楽しかったです」

―『チャングムの誓い』での思い出は?

「女の人が多くて、皆でワイワイ楽しく撮影できました。ただ、寒くて…よく見ると、衣装の下に着込んでいるのが見えちゃってるのもあるんですよ。つらかった思い出は、試験合格を祈願して外で入浴するシーンがあるのですが、ものすごく寒い中で、大変だったんです。頑張って一度撮ったんですが、露出がちょっと多くてセクシーすぎるということでNGになり、結局かなり引いた映像にしてOKになったんですが、それだと誰が出てるのかもわからないほどで…それならあんなに苦労して入らなくても代役でよかったんじゃないかと(笑)」

―これまで日本にいらしたことはありますか?

「初めてなんです。なのでとても楽しみにしていました。時間がもっとあったらうれしいかったんですが、仕事の関係でゆっくりできないのがとても残念です」

―日本でお好きなものは?

「わたしはおすしが好きで、日本で本場のおすしを食べるのを楽しみにしてました。昨日着いて、さっそくおすしを食べました」

―ネタは何がお好きですか?

「大トロ! 一番好きです。それからおいしかったのがウニ。実はこれまでウニが苦手だったんですが、絶対おいしいからと薦められて恐る恐る食べたら、ホントにすっごくおいしかったんです」

―まだ短い日本ですが、何か印象深かったことは?

「男性がとても親切で優しいこと! 韓国ではよく、男性は韓国人が優しくて、日本人はそうではないと言われていて、そんなイメージを持って来たんですが、皆さんがものすごく優しく親切な方ばかりなのにびっくりしました。」

 笑顔で大きな目をくりくりさせて答えるパク・ウネ。日本の男性が誰でもそうなのではなくて、パク・ウネさんが特別、きれいでかわいいからですよ、と言いたかったがやめておいた。純粋な感動に水を差さないほうがいい気がしたからだ。小さなことにも、ひとつひとつに丁寧に一生懸命答えてくれるパク・ウネはまさに可憐でピュアなヨンセンそのものに思えた。

東京=野崎友子通信員

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