クォン・サンウとソン・スンホンのファンは、二人が主演する映画『宿命』(キム・ヘゴン監督)の撮影現場を連日訪れ差し入れするなど、夏の暑さに音を上げるスタッフを感動させている。

 ソン・スンホンのファンは先月28日、京畿道南楊州市にあるソウル総合撮影所を訪れ、監督やスタッフたちに食事を差し入れた。済州島ロケで撮影に支障が出るほど大勢集まったファンとは違い、この日訪れたファンは純粋に差し入れだけのために来たという話を聞き、スタッフは快く迎え入れた。

 また、クォン・サンウのファンも30日、撮影現場を訪れた。クォン・サンウのファンは彼の誕生日だった今月5日に特別なイベントができないため、少し早めに誕生日のごちそうを手渡そうと考え、撮影現場を訪れたのだ。このファンたちも、用意してきたさまざまな料理をスタッフに分け、現場のムードを和ませた。

 『宿命』の関係者は「クォン・サンウとソン・スンホンのファンは、初めはライバル同士のような雰囲気だったが、今は“互いに良い成果が得られれば”というムード。ファンの声援に俳優はもちろん、スタッフも勇気づけられる」と話している。

 幼なじみの男4人の友情、裏切り、愛を描いた映画『宿命』は、年内の公開を目指し撮影の真っ最中だ。

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