映画『華麗なる休暇』が本格的な海外市場の攻略に乗り出した。

 特に5月、第60回カンヌ国際映画祭の期間に始まるカンヌフィルムマーケットで海外のバイヤーに初めて紹介された同作品は、最初の攻略対象に日本を選んだ。

 同作品の投資配給会社CJエンターテインメントは26日、映画の公開に先立ち、日本で試写会を行う方案を積極的に検討している。

 CJエンターテインメントの関係者によると、前回のカンヌフィルムマーケットで試写会を行った際、日本や中国など、アジアのバイヤーに好評だったという。このため、まずは日本市場に進出し、アジア地域へプロモーションを拡大していく計画だ。

 また、東南アジアの場合、同作品のように独裁と民衆勢力の対立や民主化運動の経験などを共有しているため、韓国の現代史を知らなくても映画の情緒と内容に共感できるとみられる。

 アン・ソンギ、キム・サンギョン、イ・ヨウォン、イ・ジュンギが主演の同作品は、1980年5月、全羅南道光州で発生した10日間の惨事と、そんな悲劇の中でも花開く人間愛、恋、友情を描いた作品だ。

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