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リュ・シウォン、2007ライブツアー完全燃焼
24日、リュ・シウォンはさいたまスーパーアリーナに満員の1万7000人を熱狂させ、13日から3都市7公演にわたって行われた「Ryu Siwon 2007 Live “With You”」の幕を閉じた。
23日とこの日がさいたまの公演だったが、それまでの神戸、名古屋の公演と異なる舞台演出を施していた。曲数もこれまでの24曲から28曲と増やし、さいたまだけのスペシャルとしてこれまで歌ったことのなかったドラマ「ウェディング」の挿入歌「トゥロオセヨ 僕の心の中へ」や「Maria」なども披露、大きな会場を埋め尽くしたファンを満足させた。
また、両日訪れるファンへのサービスか、衣装は23日はそれまでと異なる衣装を着用したが、この日は他会場で着用した衣装を身に着け、違った雰囲気で楽しませた。
過酷なリハーサルに続く連日の公演で、かなり疲労がたまり腰痛なども抱えながらのツアーだった。しかしこの日は最終公演ということで、まさに全力投球で、声もいつもより張りぎみの28曲のライブは延々3時間30分以上にも及んだ。終盤には疲れも見せたが、ファンの声援に力を振り絞り、最後を涙ではなく、大きな笑顔で締めくくった。リュ・シウォンの成長と自信を垣間見ることができた時間だった。
この日会場には、ツアータイトルで最新アルバムのタイトル曲である“With You”のMVを撮った映画監督イ・ジェハンや同MVに出演した新人女優のハン・チェア、友人でラッパーのキム・ジンピョほか韓国からのゲストが多数来場。このほか、リュ・シウォンの楽曲を多く手がけ、プロデュースも行うなど親交の深いチューブの前田亘輝、春畑道哉も駆けつけ、最後までファンと共に楽しんでいた。
なお、リュ・シウォンはこれまでの公演で、10月からの映画撮影に入ることを発表していたが、23日に自身が出演したNHKドラマ「どんど晴れ」のキャスト、スタッフを招待し、その紹介の際に、夏ごろ同ドラマに再度特別出演することが決まったことを発表した。
さいたま=野崎友子通信員