チェ・ミンシクと中国人女優の張柏芝が主演した映画『ラブ・レター ~パイランより~』がハリウッドでリメークされることになった。

 世界的な映画専門誌「バラエティー」アジア版は8日、「韓国映画『ラブ・レター ~パイランより~』が米国の映画製作・配給会社ビーコン・ピクチャーズの投資によりハリウッドでリメークされる」と報じた。

 同誌によると、監督はウクライナ出身で2003年に『砂と霧の家』が韓国でも公開されたヴァディム・パールマンが、脚本は、若い頃のチェ・ゲバラの長い旅を描いた『モーターサイクル・ダイアリーズ』のホセ・リベーラが担当する。

 今秋クランクインする同映画のハリウッド版は、オリジナルとは別のタイトルになるとのことだ。

 街外れで暮らしている、これ以上失うものもない三流ヤクザと、生活のために彼と偽装結婚した中国人女性は、厳しい生活の中で一度もきちんと会ったことがなかったが、あることをきっかけに深い愛情と人生に対する後悔を感じるようになるというストーリー。だが、ハリウッド版はロシアから脱出した若い女性と、ロシアマフィアの物語にリメークされるとのことだ。

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