男性3人グループSG WANNA BEが東京でツアーコンサートを開催した。

 SG WANNA BEは3日午後3時と7時、日本の東京国際フォーラムで「東京ツアー2007」コンサートを開催した。デビュー後、3度目の日本公演で、これまでで最も規模の大きい会場と大勢のスタッフの参加により、韓流スターへの新たな一歩を踏み出す舞台となった。

 今回のコンサートでは、歌唱力のあるグループとして認識されているSG WANNA BEの新しい試みが目に付いた。その試みとはコンサートの途中に映像を挿入し、この映像でメンバーが演技に挑戦したこと。「純情」というテーマで制作されたこの映像は、メンバーのキム・ヨンジュンが車の爆発シーンを熱演したことをはじめ、リーダーのチェ・ドンハがキスシーンにも挑戦している。また、最年少のキム・ジンホはカメラマンに変身している。

 SG WANNA BEは「普通の俳優はデビューから10年経ったころに車の爆発シーンを撮影するとされているが、僕たちは演技デビューの日にそれを経験してしまった。演技は難しかったけれど、コンサートの成功のために頑張った。思ったよりうまくいったような気がする」と話した後、「でもこの映像は韓国では絶対に使わかないつもり」と照れくさそうに語った。


 この日の公演にはイ・ヒョリが特別出演した。イ・ヒョリはコンサートの映像でキム・ヨンジュンの恋人を演じた後、舞台にも登場、セクシーダンスと共にヒット曲「TOCTOCTOC」と「DEAR BOY」を熱唱し、拍手喝さいを浴びた。

 SG WANNA BEが4thアルバムのタイトル曲「アリラン」から「愛歌」「罪と罰」「真夏の夜の夢」「生きていて」「僕の君」などこれまでのヒット曲を歌うと、東京国際フォーラムに集まった1万人余りの観客は舞台に釘付けになった。

 昨年11月に行われたNHKホール公演のときと比べ、観客の年齢層が若くなっており、韓国では幅広い人気を集めている「SG WANNA BEならではの音楽」が日本でもその認知度を広げていることが実感された。

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