第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に招待された映画『密陽』は海外メディアの間で好評だ。

　このため『密陽』は、24日の公式上映前から受賞の可能性に期待が高まっている。

　特に『密陽』は各海外映画サイトで好評だ。フランスの映画専門サイトでは『密陽』を事前に見た現地記者が星4つの満点評価を下し、絶賛した。

　さらに、公式試写会前のフランスに続きギリシャも『密陽』の版権を獲得、関心の高さを示した。

　2002年に『オアシス』でベネチア国際映画祭最優秀監督賞を受賞したイ・チャンドン監督の知名度と、映画としての完成度の高さで現地でも好評の『密陽』が受賞を果たせるかどうか、さらに多くの関心が集まっている。