ソウル中央地方裁判所刑事10単独のイ・ジヒョン判事は16日、映画俳優クォン・サンウを脅迫し、マネージメントに関する覚書を書かせた疑い(強要罪)で起訴されたクォン・サンウの前マネージャー、ペク被告に対し懲役8カ月の実刑判決を出した。

 さらに裁判所はペク被告の保釈を取り消し、法定拘束(実刑判決と同時に裁判所が職権により被告を法廷で拘束・収監する制度)した。

 裁判所は「被害者や証人の一貫した証言を考慮すれば、被告人は有罪と認められる」としている。

 また「犯行は悪質で、保釈後に裁判内容を外部に漏らすなど、裁判所に圧力を加えようとした意図もうかがえるため、一定期間社会から隔離する必要がある」とも述べた。

 ペク被告は05年11月中旬、クォン・サンウに対し、暴力団の大物が自身の背後にいることを強調し、「メディアや検察にスキャンダルを暴露する」と脅迫、自身と2年間の契約を結ぶよう強要した疑いで逮捕・起訴され、裁判中の今年2月に保釈されていた。

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