放映時期に関心が集まっていたMBCドラマ『太王四神記』が韓国のドラマで初めて、韓日両国で同時放映される見通しだ。

 『太王四神記』の制作会社、TSGカンパニーはすでに日本のNHKに2年間の放映権を先行販売しており、韓国での放映スケジュールを考慮し、5月ごろ日本で放映するという計画を立てていた。

 しかし、事前制作を目標にしていたもののスケジュールに支障が生じ、なかなか韓国での放映スケジュールが決まらず、韓国より日本で先に放映されるという、これまでに類例のない事態が発生する可能性まで取り沙汰された。

 これについて制作会社の関係者は2日、「韓国で6月末に放映するということでMBC側と話し合っており、間もなくスケジュールの最終決定が下されるだろう。日本ではすでに6月末の放映が確定しており、予定通り放映されるはず」と語った。  

 これにより、5月末放映という公式の立場を表明していたMBC側も万一の場合に備え、当初『太王四神記』の放映が予定されていた『H.I.T』の後続に『新良妻賢母』の編成を考え、制作スピードを早めている。

 『太王四神記』は制作計画を発表してから3年経っている上、放映計画が3度延期になるなど、周囲の人々が気をもんでいた。また、先行販売した日本では3月にメイキングDVDまで発売しているため、相次ぐ放映延期は国家の信頼を落とすことにもなり兼ねないと心配されてきた。

 最高の韓流スター、ペ・ヨンジュン主演の『 太王四神記 』が韓国ドラマ史上初めて韓日両国で同時放映され、両国でどのような反応を得られるのか、関心を集めている。

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