KBS2の水木ドラマ『魔王』(キム・ジウ脚本、パク・チャンホン演出)に出演中のチュ・ジフンのヤヌス的な表情が視聴者の間で話題となっている。

 昨年、ドラマ『宮』で皇太子を演じ、一躍スターダムに躍り出たチュ・ジフンは、同ドラマで謎の弁護士オ・スンハ役を演じ、回を重ねるごとにその謎めいた表情が迫力を増している。第9話で、刑事のオ・スカ(オム・テウン)が連続殺人事件の犯人がオ・スンハであることを確信したときに見せたチュ・ジフンの笑みを浮かべた表情は鳥肌が立つほどだったと評判だ。

 中にはチュ・ジフンの表情を左右に分け、それぞれの表情を分析しているネットユーザーもいる。「顔の右側の微笑みは真面目な表情で何かを注視しているようだ。左側は完全に薄ら笑いを浮かべ、自身の復讐(ふくしゅう)がうまく行っていることに満足している表情」と評価した。

 「最初はイケメンのイメージだったチュ・ジフンが冷徹なオ・スンハ役をうまく演じることができるか半信半疑だったが、期待以上だった」「冷笑に近い表情がうまい」など、掲示板には称賛の書き込みが相次いでいる。

 チュ・ジフンはまた、「個人的にもオ・スンハという人物にのめり込むため努力した。まだまだ足りないところが多いけれど、ファンの皆さんが評価してくれてとてもうれしい」と感謝の言葉を伝えた。

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