人気俳優のソ・ジソブが今月27日に兵役の代替勤務を終え、約2年ぶりに芸能界に復帰するのを記念し、国内外のファン1000人が出迎えの準備を進めている。

 ソ・ジソブが公益勤務要員として勤務しているソウル市麻浦区庁の関係者は23日、「1日平均20‐30人のファンがソ・ジソブさんを一目見ようと区庁にやって来る。27日は1000人以上のファンが区庁前に集まることが予想され、安全対策を検討している」と語った。

 ドラマ 『ごめん、愛してる』を最後に兵役の代替勤務についたソ・ジソブだが、日本をはじめアジア各国で同ドラマが放映されたことから、公益勤務期間中も国内外のファンが絶えず関心を注いできた。毎日のように区庁を訪れるファンに訪問自粛を求めるほど人気が高まっているため、召集が解除される27日、ファンの関心はピークに達するものと予想される。

 ソ・ジソブの所属するBOF関係者は「多大な関心を持ってくださることに感謝申し上げます」としながらも「公共の業務に支障が出ないよう、できる限り静かに召集解除申告を終え、帰宅する予定です」と発表した。

 制作費60億ウォン(約7億7000万円)が投じられるドラマ『カインとアベル』の主演として早々にドラマで復帰することが決まっているソ・ジソブは、公益勤務中も休日などをこの準備のために費やし、活動復帰への意欲を見せているという。

 BOF 関係者は「公益勤務終了後の時間や休日にはトレーニングを重ね、復帰に備えてきました。5月から本格的にドラマの準備を始め、6月ごろ撮影に入る予定です」と語った。

 ソ・ジソブは米サンフランシスコとロサンゼルスで行われる海外ロケにも参加する。

 ソ・ジソブは2005年2月に徴兵のため訓練所に入所、兵役の代わりにソウル市麻浦区庁の文化体育科で公益勤務要員として勤めていたが、今年1月から広報課に異動となっていた。

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