イ・ジュンイク監督の新作映画『楽しい人生』に出演するチャン・グンソクが、これまでのか弱いイメージを脱皮し、制作陣を驚かせている。

　今回の作品で20年ぶりに結成されたロックバンド「活火山」の唯一の20代メンバー「ヒョンジュン」役を演じるチャン・グンソクは、『王の男』 のチョン・ジニョン、『いかさま師』のキム・ユンソク、『恋愛の耐えられない軽さ』のキム・サンホなど、韓国映画界の演技派俳優と共演する。

　チャン・グンソクはこの作品のため、長い髪を短く刈り込み、耳の後ろに刺青を入れるなど、完全なイメージチェンジを図った。明るくか弱いこれまでのイメージが消え、いつの間にか大人の男の雰囲気が漂うようになったと評判だ。

　イ・ジュンイク監督は、「動物的な感性を持つ俳優。カメラの動きまで把握するほどの熟練さと、天賦の演技力を持ち合わせている。今後が期待される俳優だ」と称賛の言葉を惜しまなかった。