20日から放送のKBS2水木ドラマ『魔王』に主演しているチュ・ジフンが多忙な撮影の合間をぬって訪日、19日午後、自身初のファンミーティングを東京簡易保険会館ゆうぽうとで開催、会場は1500人の観客で埋め尽くされた。

 チュ・ジフンは18日、『魔王』の撮影のため徹夜明けで訪日。しかし到着後は疲れも見せず、わずかな自由時間に原宿や新宿へショッピングに出かけ、また夕食にはすしを食べたという。

 ファンミーティング開始直後は緊張感を隠せず、「こんなにたくさん来てくださってありがとうございます。皆さん、楽しい時間にしましょう」とのあいさつの声も上ずりぎみ。

 しかし、その後はファンの声援に後押しされ、徐々に優雅な微笑みを見せるようになった。

 昨年12月に4泊5日で個人的に日本に来たことや、高3の時、進路を決めるに当たって、何かを表現することがしたいとモデルを志したことなどを語った。

 ファンから質問コーナーでは、得意のモデルポーズ、ウォーキングをして、というリクエストがあり、美しい姿できれいなモデルウォークを決めファンから喝采を浴びた。


 また好きなファッションはとの問いに、好きなブランドはここでは言えないがぴったりした服が好きとしながら、普段の服装はトレーニングウエアと答えた。好きな香水は、との質問にはあまり香水は好きではないと言い、トレーニングウエアには合わないでしょう、と笑いを誘った。

 そのほか、ファンに近くで接したいと客席を回ったり、歌を2曲披露しファンを喜ばせた。そして最後には全員と握手し、バラの花を渡すというこの日最大のイベントが行われた。

 2時間にわたった握手の後「手は大丈夫だったけど、足が痛くなりました」とわざと足を引きずり舞台を去ろうとするなど、最後はファンとの一体感に大きな充実と余裕を見せた。

 「今日は本当にありがとうございました。皆さんの応援に応えられるようにこれからもがんばります」と4時間余りの時間を感じさせないほど名残惜しそうだった。

東京=野崎友子通信員

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