3月14日午前、ソウル市中区のプレスセンターで開かれた韓日合作ドラマ『マグノリアの花の下で』制作発表会には、主演のイ・ワン、鈴木亜美らとともに森淳一監督も出席した。

 今回メガホンを執る森監督は、『Laundry』(出演:窪塚洋介、小雪)で2000年サンダンス・NHK国際映像作家賞日本部門を受賞するなど、その卓越したセンスが脚光を浴びている。

 森監督は本紙記者とのインタビューで、「(イ・ワン、鈴木亜美という)言葉が通じない二人が演じる点で、目や体を使った表現が重要になると思う。表現力という点では、鈴木亜美さんは歌手として活動してきたため不安はまったくない」と語った。

 森監督は韓国語が話せないため、主演のイ・ワンとは通訳を介してコミュニケーションを図ることになるという。「言葉の壁」という障害を抱えながらの撮影について、森監督は「特別なものではなく当たり前のものになっていくと思う。これからは、日本でも韓国でもない、第3国での撮影も普通のことになると思う」と話した。

 森監督は今月20日にNY入りし、撮影準備に取り掛かる予定だ。

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