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キム・レウォン、ファンミでファン全員と写真撮影も
10日、東京・日比谷公会堂で新世代韓流スターの旗手といわれるキム・レウォンのファンミーティングが行われた。熱風は前日より沸きあがっていた。9日、午後成田空港に到着したキム・レウォンを500人のファンが出迎えた。
1年ぶりの訪日で、昨年11月に日本での公式ファンクラブが発足してから初めてのファンミであることから、2000人定員の会場はぎっしり埋め尽くされ、会場は熱気でむんむんしていた。
イベントは、ファンとの身近なコミュニケーションを大事とするキム・レウォンらしく、ステージ上でなく客席からの登場だった。客席の間をぬって、時間をかけて回りながらようやく登壇。柔らかい笑顔を見せ客席に「今日は本当にいい気分」と日本語であいさつすると、ファンのボルテージはマックスに達した。
トークが始まり日本のファンの印象を問われ「女性らしい。優しくて控えめな感じ」と答え、会場の奇声を誘った。オフは趣味の釣りをしたり、映画を見たりして過ごしていると語った。
バスケットも好きなのでは、との問いに「好きで、芸能人のチームに入っていたのだが、最近辞めてしまった。なぜなら、自分がチームで一番若く、自分はシュートが得意なのに、先輩たちがシュートをして、自分にその機会が回ってこないため」などと率直に話し、ファンは楽しく聞き入っていた。
4月にDVDが発売になる映画『Mr.ソクラテス』が紹介されると、そのエピソードとして、手錠をかけられ列車にあやうくひかれそうになる手に汗握るシーンはCGだと明かした。また、楽しかったシーンとして、飲酒運転を取り締まるシーンを挙げ、「ほんとにこんな警官がいたらどうですか?」と問い笑いを誘った。
19日が誕生日であることから、ケーキが用意され、ファンらがハッピーバースデーを韓国語で歌い祝った。本人には知らされていなかったため、本当に驚き感激していた。ケーキを食べながら、最近オフで8キロほど太ったと告白。しかし、次回作としてK1選手の役を演じる作品が決まっており、体重を落とすと宣言もした。
そして、キム・レウォンはお返しに歌を1曲披露した。10年ほど前にイ・ビョンホンが出ていて好きだったドラマのOSTの歌だという「バラのほほえみ」を歌った。
さらに映画『ひまわり』のコンテ本や私物にサイン、ラブストーリー・イン・ハーバードのタックルシーン再現といったプレゼントが用意され、抽選のたびに会場は一喜一憂していた。
この日のファンミはこれで終わらなかった。プレゼントも尽き2時間にわたったファンミも終了、という時にうれしい知らせが。抽選にはずれた人にも感謝の意を表したいと、全員との写真撮影をするとのこと。30人ずつのグループ写真ではあったが、キム・レウォンと共にフレームに収まった1ショットは、ファンにとって、この日の思い出をより確かなものにする宝物になったに違いない。
東京=野崎友子通信員