映画
ポン・ジュノ監督「金総書記も『グエムル』を見たはず」
9日の『グエムル』米国公開を前に、ポン・ジュノ監督が現地メディアとのインタビューで、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記もこの映画を見たはずだと述べ、注目を集めている。
ニューヨーク・ポスト電子版は最近、ポン・ジュノ監督のインタビューと共に、『グエムル』について「韓国で1300万人が観覧した映画」と紹介した。
ポン・ジュノ監督はニューヨーク・ポストの映画専門記者とのインタビューで、『グエムル』は北朝鮮では公開されていないが、金正日総書記はDVDで映画を見たようだ」と注意深く語った。
また、ポン・ジュノ監督はこのインタビューで『グエムル』がハリウッドでリメイクされることと関連し、「監督を頼まれたこともないし、ハリウッドに行くつもりもない」と話した。
「韓国人は韓国映画が好きで、ボックスオフィスの収入の50%以上が韓国映画によるもの」と韓国映画界を説明したポン・ジュノ監督は、「映画を作る際、息子がたくさんアイディアを出してくれたが、予算の関係上、それを採択することはできなかった」と話した。
ポン監督は70年代、米国映画のエネルギーに影響を受け、『グエムル』に関して言えば、ラリー・コーエン監督の『空の大怪獣Q』(82年)の影響を受けたと話した。
『グエムル』は米国で122のスクリーンで公開される予定だ。