映画『月はどっちに出ている』『犬、走る DOG RACE』『血と骨』などで世界的な名声を得ている在日韓国人の崔洋一監督がチ・ジニに友情の言葉を送った。

　映画『壽(ス)』でチ・ジニと呼吸を合わせた崔洋一監督は、チ・ジニに「わたしを階段と思って踏んで上りなさい」というメッセージを送った。

　制作会社側によると、崔洋一監督は同作の撮影が終わった後、「行きたい所があれば、わたしをステップにして上ればいい。次に会ったときはもっと成長した段階で会おう」と友情の言葉を交わした。

　　崔洋一監督はチ・ジニをキャスティングしたことについて「チ・ジニがイメージチェンジをしたがっているという話を聞いた。実際に会ってみたら強く誠実な男性だったので、強烈なキャラクターの演技もできると思った」と話した。

　チ・ジニは同作で19年ぶりに会った双子の弟を一瞬で殺された後、復しゅうに燃える殺し屋の役を演じ、アクションシーンにも挑戦した。チ・ジニは、大小の負傷があったものの、世界的な監督と撮影できたことに対し深い満足感を覚えたという。

　チ・ジニがカン・ソンヨン、ムン・ソングン、オ・マンソクと共に出演した同作は、3月22日に公開される。