SBSの時事番組『それが知りたい』が、女性芸能人の相次ぐ自殺と、何が彼女たちを死に走らせるほど苦しめたのかについて分析した。

 24日に放送される「大韓民国で女性芸能人として生きるということ-誰がユニとチョン・ダビンを殺したのか?」編で、ユニとチョン・ダビンが女性芸能人であるという点、少女家長(一家の主)だったことから人気に対するプレッシャーが強く、美容整形手術に対する悪意の込められた書き込みに苦しんでいたなどの共通点に焦点を当て分析する。

 制作陣は「大韓民国で女性芸能人として生きていくためには天然美人としての完璧な美貌、演技力(ダンス、歌)ができることはもちろん、完璧な私生活、セクシーかつ清純なイメージなどを兼ね備えなければならない。ここにアンチファンからの非難程度にはビクともしない根性も必要」と指摘する。

 また、「男性芸能人とは違い、女性芸能人は性を商品化するときがあり、それは芸能界の構造的な弊害として各種の副作用を生んでいる。特に、力と物質、権力を掲げた不当な暴力の前で苦痛を受けている女性芸能人が、自身の問題を明るみにすることは不可能に近い。自立することの難しい芸能界の構造的な矛盾の前で、いつまでも個人的な倫理だけを強調するのは、あまりにも物を知らぬ発想であるといえる」とした。

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