イ・ビョンホン(36)がシンガポールで激賞されている。現地のストレーツ・タイムズは18日、イ・ビョンホンが主演した『夏物語』を紹介し、「韓国のスターの中でハリウッド進出の可能性が最も高い俳優」と褒め称えた。

 『夏物語』は韓国国内では興行に失敗したものの、日本では勢いに乗っているということも報じた。「イ・ビョンホンは先月27日に日本で公開された『夏物語』のプロモーションのために忙しい。ペ・ヨンジュン(34)の映画『四月の雪』が記録した2300万ドル(約27億5000万円)に劣らぬ興行収入が期待されている」という。

 同紙はまた、ハリウッドの映画雑誌『バラエティー』が「国際的に跳躍できる韓国俳優」としてイ・ビョンホンの名前を挙げた点にも注目した。

 「イ・ビョンホンはすでにハリウッドにエージェントを置いている。トム・クルーズ(44)、ブラッド・ピット(43)らが所属する“クリエイティブ・アーティスト・エージェンシー(CAA)”出身のジェニー・ローリングスだ。ローリングスは2005年、イ・ビョンホンが裏社会にも通じる頭脳明晰なホテルのマネージャーとして出演した『甘い人生』をカンヌ映画祭で見て、彼のカリスマ溢れる演技に魅了された。“アジアのジェームス・ディーン”というニック・ネームも彼女がつけたもの」

 イ・ビョンホンはローリングスと共にハリウッドの芸能エージェンシー、「エンデバー」を通じ、米国市場上陸を目指している。

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