映画
『あいつの声』、観客動員数240万人突破
1日に公開された映画『あいつの声』が全国の観客動員数で240万人を突破した。
映画会社側は12日、『あいつの声』が9日に200万人の観客を動員したのに続き、週末に40万人を追加し、全国で240万人(ソウル累計60万3120人/全国累計240万9347人)以上の観客を動員したと発表した。
2007年に入り、観客動員数が200万人を超えた韓国映画は『あいつの声』が初めてで、公開から9日間で200万人突破という驚くべき興行推移は、『王の男』(9日間)、『いかさま師』(秋夕〈チュソク、韓国の旧盆〉連休中の公開、8日間)、『美女はつらいの』(2週間)など、最終スコアで500万人を超えた大ヒット作と状態が似ている、と関係者らは説明している。
さらに、公開から3週目に入ったが旧正月連休を控えており、12歳以上観覧可で家族愛を描いた映画という点などから、興行は続くものと期待されている。
『あいつの声』は、1991年に起きた「イ・ヒョンホ君誘拐事件」を基に、幼い息子を誘拐され、犯人からの執拗な脅迫電話に苦しめられることになった両親の44日間を描いた映画だ。