人気漫画が原作のドラマ『大物』の主人公としてイ・ヨンエとキム・ソナの名前が挙がり、関心を集めている。

 ドラマ『バリでの出来事』『ガラスの華』『スマイルアゲイン』などを制作したイキムプロダクションは、今年下半期の放送を目標にドラマ『大物』を準備中だ。これはスポーツ紙を通じて高い人気を得ているパク・イングォン画伯の漫画が原作で、すでに漫画ファンらの間で話題になっている。

 自他共に認める無類の女好きの男性主人公ハリュが、韓国初の女性大統領を夢見るソ・ヘリムと出会って繰り広げられる愛憎と陰謀、恋愛、そして大統領になる過程を描くこのドラマは、まさに今年大統領選挙が行われるということもあり、より一層関心を集めている。

 大韓民国の歴史上、初の女性大統領として描かれるソ・ヘリムは、カリスマがあふれており、冷徹な政治家である一方、気さくで心の温かい魅力的なキャラクターだ。

 制作会社のイキムプロダクション側は、「すでにイ・ヨンエとキム・ソナに脚本を渡しており、二人のうちどちらかの出演を考えている。まだ決定した事項はないが、イ・ヨンエとキム・ソナが最もぴったりの候補だと考え、積極的に協議を進めている」とし、言葉を選びながら説明した。

 『林巨正』『女人天下』『武人時代』など、力強い史劇を執筆した作家、ユ・ドンユンが脚本を手がけ、台本作りを進めている。

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