米ラスベガスでは毎年12月23日が「Rainの日(Rain's Day)」になった。

 23日午後8時(現地時間)、米ラスベガスにあるシーザーズ・パレス・ホテルのコロセウムでワールドツアー「Rain's Coming」公演を行ったRainは、公演直後にカリフォルニア州上院議員のボブ・ホープ氏から表彰状を受け取り、23日は「Rainの日」となった。

 公演後、記者会見したRainは「今日は大勢のメディア関係者が来てくださった。またホープ議員が今日(23日)を“Rainの日”に制定してくださり、表彰状を受け取った」と語った。

 今年2月にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン・シアターで公演を行ったのに続き、今回が2回目の米公演となったRainは、「3年前から企画し、2年前からテクニカルな部分を整えてきた。長い間準備してきたが、うまくいったと思う」と、満足した様子だった。

 そして「ニューヨーク公演の時はとにかく夢中で公演をこなした。何をどうすればいいのか分からない状態だったが、今は少しずつやり方が分かってきたような気がする。コンサートは面白い」と語った。

 観客のほとんどはアジア人だったが「今回のラスベガス公演は、僕が米国で成功したからすることになったものではない。僕の準備が徹底的にできたということ。本格的な米国進出を前にノウハウを手に入れたことに意味がある。いいネットワークを持つ会社をパートナーに、来年の本格的な米国進出に備え一歩踏み出したということ」とその意義を説明した。

 同時に「僕は今はワンステップだけ上った段階。僕は米国でまだCDも出していない」と段階的に米市場に挑戦すると話している。

 Rainのワールドツアー初日となったこのラスベガス公演には観客約3800人が集まり、会場は大盛況だった。

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