映画
今冬の映画館街を熱くする男性スターたち
人気男性スターたちが次々とスクリーンに登場、今冬の映画館街を熱くする。
24日から26日までの映画観客動員ランキングは、キム・レウォン主演の映画『ひまわり』が1位となり、韓国映画のプライドを保っているが、その後ろには幾重にも手ごわそうな外国映画勢が控えている。『愛情欠乏が2人の男に与える影響』と『誰が彼女と寝たのか』はそれぞれ5・6位で、辛うじて10位以内に入っているが、伸び悩んでいる。
しかし、ハン・ソッキュ、イ・ビョンホン、チョン・ウソンら韓国映画を代表する俳優と、Rain、ダニエル・ヘニーといった幅広い層の女性ファンを持つ新鋭映画スターが続々と登場、今年末の映画館街を熱くするものと思われる。
まず、今月30日に恋愛映画『愛するときに話すこと』と『夏物語』でそろって登場するハン・ソッキュとイ・ビョンホンが話題だ。ハン・ソッキュは『8月のクリスマス』以来8年ぶり、イ・ビョンホンは『純愛中毒』以来4年ぶりに恋愛映画に出演、成熟した演技でファンの涙を誘うだろう。
家族という現実の壁にぶつかり、葛藤する愛の痛みを演じるハン・ソッキュと、時代の痛みが引き離した愛を演じるイ・ビョンホンの対決も見所だ。韓国映画配給のトップを争うCJエンターテインメントとショーボックスの興行対決も注目を集めている。
ハン・ソッキュとイ・ビョンホンの両ベテランの対決があるかと思えば、スクリーン初主演のチョン・ジフン(Rain)とダニエル・ヘニーの大型新人2人による真っ向対決も、観客の楽しみだ。
来月7日公開の『サイボーグでもいい』で主演するチョン・ジフンは、精神病院での恋愛という独特のコンセプトに合うよう、イメージチェンジした。すでに歌手Rainとしてワールドスターの座を手にし、テレビドラマでも人気を立証したチョン・ジフンの初映画だけに、話題を呼んでいる。
『ミスターロビンの口説き方』はこれまでのダニエル・ヘニーの作品のうち、彼の魅力を最も引き出していると評判なだけに、ヘニーのファンにはうれしい映画だ。ドラマ『私の名前はキム・サムスン』『春のワルツ』で見せた洗練された容姿と、ソフトなイメージはそのままに、「韓国語の台詞がつたない」と指摘された演技も、クールな英語の台詞でかなりカバーしている。
また恋愛物のイメージを脱し、アクション・ファンタジー映画『中天』(12月21日公開)でカムバックするチョン・ウソン、来月28日公開の『花嫁はギャングスター3』でコミカルな演技の真髄を見せるイ・ボムスも、この冬の映画館街を熱くするだろう。