ソン・シギョンが甘い歌声で、日本ファンの心をつかんだ。

 ソン・シギョンは11月25日から5日間、東京と大阪でコンサート「Sung Si Kyung 2006 Live House Tour in Japan」を開き、大成功を収めた。

 ソン・シギョンの所属事務所によると、ソン・シギョンのコンサートはチケット予約販売の段階で完売するほどの人気ぶり。ソン・シギョンはコンサートの前日に開かれた記者会見で「今年3月に日本で初めてコンサートを行ったが、あの時の感動が今でも忘れられない。5thアルバムだけでなく、11月22日には日本でベストアルバムを発売することができた。そして今回、また日本でコンサートを開くことができ、とても嬉しい」と感想を述べた。また「最近、韓国でニューアルバムをリリースし、プロモーション活動のため忙しかったが、今回のコンサートの準備は念入りに行ったので、是非期待して欲しい」と抱負を語った。

 この日のコンサートは、ソン・シギョンがこれまで出演した番組やコンサートのリハーサル風景などの映像が、日本語のナレーションと共に流された。またコンサートでは、ソン・シギョンが流暢な日本語でファンを驚かせる一幕もあった。


 今回のコンサートで、ソン・シギョンはベストアルバムに収録されている『季節が戻ってくるように』の日本語バージョンや、平井堅の『瞳を閉じて』、映画『ノッティングヒルの恋人』の主題曲『She』など、計20曲を熱唱。

 ソン・シギョンは「コンサートのリハーサル段階から非常に緊張した。コンサート用の曲を1曲づつ選んでいく作業では、恋人へのプレゼントを選んでいる時のような幸せな気持ちになれた」と話すと、観客席からは拍手が沸き起こった。

 今回のコンサートには、NHK、ASAYAN、BMG、日本テレビ、読売テレビなど、日本の放送局、テレビ番組、音楽関係者らも来場し、ソン・シギョンの歌声に聞き入った。

 約3時間に及ぶコンサートを行ったソン・シギョンは「皆さんに本当に感謝している。また是非お会いしましょう」と話し、無事にコンサートを終えた。

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