「オリコンの彗星」ユンナが日本で活動をする際、BoAに会って勇気付けられたと述べた。

　ユンナは27日午後2時、ソウル清潭洞のカフェ「ワンス・イン・ア・ブルームーン」でデジタルシングル発売記念のミニコンサートを行い、本格的な韓国での活動を開始した。この日のミニコンサートでユンナは、シングルのタイトル曲「オーディション」と「待つ」を歌い、ピアノの実力とその歌唱力を披露した。

　この日のミニコンサートでユンナは「日本で活動をしながら、BoA先輩のコンサートを何度も見た。日本語と歌の実力に驚き、もっと一生懸命に頑張らなければと勇気付けられた」とし、「日本で寂しかったとき、ミュージックステーションの待合室でBoA先輩に会った。その時にBoA先輩が話してくれたことがとても力になった」と感謝の言葉を捧げた。

　また、「BoA先輩が私のピアノをほめてくださり、とても勇気付けられた」とし、「私は楽器の演奏ができ、BoA先輩はダンスがうまい。お互いに違う長所があると考えているので、私は私の長所を信じ、これからもっと一生懸命活動していきたい」と語った。

　韓国での活動については、「日本で活動している時、最初は言葉も通じず、不便なことも多かったが、やっと慣れてきた。でも韓国ではまだまだ新人。たくさん学ぶことがある」と話した。

　また、「私の魅力は声とピアノだと思っている」とし、「今日は汗もたくさんかいて、緊張してミスも多かったけれど、これからはもっと練習して、もっと頑張りたい」と抱負を語った。

　ユンナは1988年生まれで、日本で発売したシングル「ほうき星」がオリコンチャートで12位にランクインするなど、「オリコンの彗星」と呼ばれもした。ピアノの演奏とパワフルなボーカルが調和を成し、「ピアノロック」という新しいジャンルを作り出している。