カン・ドンウォンが主役を演じるイ・ミョンセ監督の新作『M』の映像の初公開が不発に終わった。

 『M』は当初、16日午後、京畿道安山CGV安山で行われた第1回安山国際映画祭オープニングセレモニーで、未公開映像が映画祭リーダーフィルムとして上映される予定だった。しかし、セレモニーでその映像が公開されることはなかった。

 映画祭の関係者によると、イ・ミョンセ監督は『M』の撮影分を一部編集し、映画祭で公開する予定だった。しかし撮影が予定通りに進まず、編集などが遅れたことから、映像を完成させることができなかったということだ。

 カン・ハンソプ執行委員長は「『M』で主人公を演じるカン・ドンウォンがソウル乙支路の裏通りを抜けて走る約15秒のシーンを公開する予定だった」と説明した。

 今回の映画祭の審査委員長であるイ・ミョンセ監督はその代わり、映画祭の広報大使を務めた『M』のヒロインのイ・ヨニと共に映画祭に参加した。

 同映画はカン・ドンウォン、イ・ヨニ、コン・ヒョジンが主演を務めるラブストーリーであるということ以外は、現在まで具体的な映画の内容などが明らかにされておらず、今回の映像公開に関心が集まっていた。

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