映画『Love Letter』の岩井俊二監督がプロデュースした映画『虹の女神』が11月30日に韓国で公開される。

 この映画の配給を担当している東亜輸出公社は30日、『Love Letter』『スワロウテイル』『花とアリス』などの作品でアジア映画界で絶対的な存在となっている岩井俊二監督の『虹の女神』の公開日が決まったと伝えた。

 市原隼人、上野樹里、蒼井優など日本の若手スター3人が主演することで早くから注目を集めている作品だ。また、20日に幕を下ろした第11回釜山国際映画祭でワールドプレミア(最初の上映)として上映され、第2の『Love Letter』という賛辞を得ている。

 この映画は「いつも近くにいたのに…」というコピーのように、大学の同じサークルで知り合った2人が、お互いについてたくさんのことを語り合いながら過ごしたけれど、最後まで自分の本当の気持ちを伝えることができず、別れた後になって本当は相手を愛していたのだということに気がつくという内容。2人の男女が作り出すコミカルなムードと虹のような恋が、韓国の観客にも笑いと涙を誘うだろう。

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