「最近、よくしゃべるようになってしまって…もう少しで司会もできそうです」

 イ・ビョンホンが無口な相手役スエと共演したことによる苦労を語った。

 イ・ビョンホンは15日午後、釜山海雲台のパラダイスホテルで行われた映画『夏物語』の制作報告会に参加し、相手役スエとチョ・グンシク監督と一緒に舞台に上がった。

 映画『バンジージャンプをする』以降、久々のラブストーリーに出演したイ・ビョンホンは、今回の作品で初恋の女性が忘れられない教授ユン・ソクヨン役を演じた。

 20代と60代を同時に演じるという難しさ以外にもイ・ビョンホンを苦しめた(?)のは、無口なことで有名な女優スエ、チョ・グンシク監督と一緒に広報活動をするため、イ・ビョンホンが1人でマイクを握らなければならなかったということ。

 この日、「スポットライトを浴びたら頭の中が真っ白になった」というチョ・グンシク監督の代わりに最初のあいさつをしたイ・ビョンホンは、「僕もそれなりにインタビュー嫌いな俳優とされていますが…」と前置きし、「最近はたくさんしゃべるようになった。チョ・グンシク監督とスエさんへのインタビューや、このような席に立つときは、僕が1人で話している。もう少ししたら司会もできそうだ」とジョークを飛ばした。チョ・グンシク監督のあまりの無口さに、監督の近況を問う質問にまで答えるなど、ほとんどスポークスマンの役割を果たしているというイ・ビョンホンの説明に会場は笑いの渦となった。

 イ・ビョンホンは「もちろんこのような席では映画の内容についてたくさん紹介したい」とし、「この映画は可愛く美しい映画という一般的な認識を変えることができるほど、感情的でインパクトが強く、長い間記憶に残るような感性を持った作品」と紹介した。

 一方、この日の制作報告会には韓流スターとしてのイ・ビョンホンの人気を立証するかのように、数十人の日本人ファンが訪れ注目を浴びた。日本SPO社に400万ドルで先行販売され話題を集めた同作は、韓国では今年11月に公開される予定だ。

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