イ・スンギが音楽市場の1位を総なめにしている。

 イ・スンギはスペシャルアルバムのタイトル曲「どうか」で9月第3週現在、韓国最大の音楽サイトmelonの週間チャート、KTF dosirak、MAX MP3、MUZの総合チャート、NATEライブベルで1位になったのをはじめ、BOXMUSICで2位、BUGSミュージックで2位、ハンター音盤チャートで3位、ハンター音源チャートで1位を記録するなど、オンライン市場を占領した。

 これに続き、9月28日に生放送されるMnet「M!カウントダウン」でも1位、1日に放送されたSBS『人気歌謡』でも1位(ミュティズン賞)に輝いた。

 イ・スンギのこのような人気は、ドラマ出演により認知度が高くなったことと、女性歌手が歌った切ない歌を男性の声で上手く消化したためだと思われる。

 イ・スンギの所属事務所フックエンターテインメントによると、イ・スンギのアルバムは主に10~20代が購入しているが、ドラマ『噂の七姫』に出演したことによりファン層が広がり、30代と40代の女性にも人気上昇中だという。

 「どうか」は2000年に発表されたイ・ソラの4thアルバムに収録されている曲で、作曲家のキム・ヒョンチョルがプロデュースし、イ・ソラとは違った男性的な感性を生かしリメイクされた。

 この曲が収録されたイ・スンギのスペシャルアルバム『男が女を愛するとき』は、「男が歌った女の恋の物語」というテーマで、女性歌手の歌った悲しい恋の歌をリメイクしているのが特徴。

 ミュージックビデオは「どうか」「欲しい、そして恨んでいます」「アデュー」「涙」の4曲をバックにした30分にわたるミュージックドラマの形式で制作された。

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