映画
監督生活23年目の崔洋一氏、初めて韓国映画を撮影
在日韓国人の崔洋一監督が、映画人生23年にして初めて母国で映画を撮影する。
『月はどっちに出ている』で各種映画賞を総なめにするなど、日本映画界をリードするハードボイルドの巨匠だ。
崔監督初の韓国映画は『ダブルキャスティング』だ。17年ぶりに再会した双子の弟を目の前で失い、復讐を決意する物語を描く。やはりこの映画でも崔監督は「ハードボイルドクラシック」を目指す。チ・ジニ、カン・ソンヨン、ムン・ソングン、チョ・ギョンファン、イ・ギヨン、オ・マンソクら演技派俳優が多数出演する。
チ・ジニがカリスマ性漂う主人公を演じ、全身全霊を賭けてアクション演技を披露する。またカン・ソンヨンは大胆不敵な女刑事に扮する。
10月末のクランクアップをめどに、現在は撮影の真っ最中で、今年末に公開される予定だ。