高句麗建国へ向けて拍車がかかっている朱蒙役のソン・イルグクのため、1000万ウォン(約123万円)以上という高価な衣装が製作される。

 MBCドラマ『朱蒙』放映も中盤を過ぎ、これからは部族国家の扶餘を出て、高句麗建国を本格的に目指す朱蒙の活躍が描かれる。このため、高句麗の王として登場するソン・イルグクは、ドラマの設定上の衣装についても、扶餘王・金蛙(チョン・グァンリョル)をしのぐ豪華ないでたちで威厳を示すものと予想される。

 今のところは金蛙が着た使用が最も高価で、紫の竜の柄を手で刺しゅうするなど、衣裳製作費だけで約1000万ウォンかかった。しかし朱蒙の衣装は製作費・製作期間ともこれを凌ぐものと予想される。

 『朱蒙』の衣装を担当するMBC美術センターのポン・ヒョンスク部長は「今はまだデザインだけしか完成していない状態。約2カ月間の製作期間がかかるだろう。全体的には金の糸で竜の柄を刺しゅうする。製作費は、計算が難しいが1000万ウォンをはるかに越えるだろう」と語った。

 おそらくソン・イルグクは、こうした高価な一着を除いても、韓国ドラマ史上最高の衣装代を使った主人公を演じた俳優として名を残すだろう。

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