JINUSEAN、1TYM、SE7ENらが所属する韓国最大のレーベル、YGエンターテインメントが韓国ポップソング史の1ページを飾る、意義深いコンサートを行った。

 先月19日、ソウルオリンピック公園体操競技場に1万人のファンが集結、YGエンターテインメント設立10周年記念ワールドツアーの開始を高らかに宣言したYGファミリー。今月8日のグランキューブ大阪公演、10日の東京国際フォーラム2回公演とも完売となり、初めての海外公演は大成功に終わった。




 YGファミリーワールドツアーの初めての海外公演だった日本公演は、東京と大阪という2大都市で行われ、2日間で計1万3000人を動員した。チケット価格は8500円、売上は1億1050万円に達する。今回の日本公演にはYGファミリーの長兄的存在、JINUSEANをはじめ1TYM、GUMMY、Big Mama、SE7EN、Lexy、Stony Skunk、BigBangといった8組の所属シンガーが出演した。

 10日午後6時、東京国際フォーラムAホールで行われたYGファミリージャパンツアー最終日は、韓国のコンサート会場のように熱気ムンムン。出演シンガーの歌に観客5000人はずっと立ちっぱなしでリズムに合わせダンスをしたり、歓声を送ったりした。

 JINUSEANは公演後、所属シンガーを代表してインタビューに答え、「YGエンターテインメントがスタートした当時は、数人が集まり地下室から始まった。しかし10年過ぎて、今や巨大レーベルになった。この10年は韓国中心に活動を展開してきたが、これからの10年は世界を目指そう、という意味でワールドツアーを企画した」と背景を語った。



 そして「YGエンターテインメントには魅力がいっぱいある。でも海外のファンはこれを聞かなければ何も知らないままだ。だからたくさん聞いてもらおうと、約80人がツアーに携わった。チケットが売れるかどうか心配したが、完売と聞いて励みになった。YGの名に恥じないようがんばってステージを務めた。これまで毎年末に行ってきたコンサートの経験がとても役に立った。進行がスムーズだった」と振り返った。

 レーベルとしてのワールドツアーで、初の海外公演を成功させたYGファミリーは、来月17日から米ワシントンDCを皮切りに、18日ニューヨーク、21日ロサンゼルスでワールドツアーを続ける。そして、来年2月まで東南アジア地域でも公演を行う予定だ。

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