映画
日本人記者が絶賛「『グエムル』の構成力は圧巻」
今月2日に日本で公開された映画『グエムル』について、日本の映画専門コラムニストが熱い思いを語り、注目を浴びている。
日刊スポーツに映画コラムを掲載している梅田恵子記者は2日、自らのコラムに「『グエムル』に韓国の実力を見た」と絶賛した。『グエムル』が日本のアニメ『WXIII 機動警察パトレイバー』に登場する怪物「廃棄物13号」をコピーした、と騒いでいる日本のネチズンの半端な批判とは正反対だ。
このコラムで彼女は「韓流スターブームの次が韓流モンスターとは。韓国映画の実力を、久しぶりに体感した」と書いている。
そして「このグエムルが、何をしたいのか、強いのか弱いのかさっぱり分からないのがポイントだ。水爆実験で生まれたゴジラのように、1つの教訓を引きずっていない自由さが、主人公を襲うさまざまな“敵”を際立たせている」と日本の国民的怪獣「ゴジラ」と比較した。
さらに「大作なのかB級なのか、コメディーなのかシリアスなのかも分からないブラックな世界。それでも、観終われば不思議と胸に落ちる」「支離滅裂に終わらない構成力が圧巻だ。‘韓国のスピルバーグ’(ポン・ジュノ監督)の看板に偽りなし」と評している。