ヒップホップグループのEpik Highが、コンサートで韓国・中国・台湾らアジア諸国との外交関係を無視して靖国神社を参拝した日本の小泉純一郎首相をパロディ化した映像を流した。

 Epik Highは25日午後、ソウル市広壮洞メロンAXで行ったコンサートで、特別に制作した映像を公開した。このコンサートは、小泉首相をパロディ化したポスターで話題を集めた歌手キム・ジャンフンが演出を担当した。


 この日公開された映像には2つのバージョンがある。1つ目の映像は、小泉首相の顔がジダンに頭突きを食らったマテラッツィの顔や、タイガー・ウッズがふざけて遊んでいるゴルフボールなどと合成され、最後には血まみれになるというもの。


 2つめは「魂」という漢字が浮かび上がり、これに合わせてEpik High の4thアルバムに収録されている新曲が披露された。この歌は「俺の魂は誰も奪うことができない」という内容で、「銃弾でも俺の声を止められない。世の中が俺を引き裂いても倒しても涙をのんで立ち上がる」といった強いメッセージが込められている。

 この歌が終わった後、メンバーのTABLOは「仕事を失ったり、他のものを失ったりするかもしれないが、魂だけは絶対に失わない」と語った。

 そしてTABLOはこのコンサートの演出を務めたキム・ジャンフンに感謝の意を表した。

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