「キャストにこの名前があれば、とりあえず注目すべし」

 日本のメディアが、このようにソン・ガンホを高く評価し、賞賛の声を惜しまなかった。

 日本の毎日新聞は、24日「韓流スターは分類すると、ペ・ヨンジュンをはじめとするイケメンたちと、1作ごとに変身する性格俳優の2つに分かれる。ソン・ガンホは後者の筆頭の一人といえ、40歳を目前に、充実した仕事ぶり」と伝え、ソン・ガンホを高く評価した。

 同紙は「軍人、レスラー、殺人犯、理髪師、探検家など、さまざまな役を次々とこなす。映画界で演技派として認められているソン・ガンホにとって『殺人の追憶』が俳優としての転機となった」としたほか、「出演作が2年先まで決まっている。つまりいい作品のオファーがたくさん来ているということ。 キャストにこの名前があれば、とりあえず注目すべし」と伝えた。

 同紙とのインタビューに、ソン・ガンホは「作品選びはメッセージではない。映画は監督の世界観が大事だから。『グエムル-漢江の怪物-』でも『殺人の追憶』でもポン・ジュノ監督からあらすじだけを聞いて出演を決めた」と語った。

 また『グエムル-漢江の怪物-』について、ソン・ガンホは「最初は怪獣映画は好きではないし、聞いたこともない話で当惑した。それでも監督を信頼しているし、当惑するようなものこそやってみようと思った」と打ち明けた。

ホーム TOP