韓流スター、クォン・サンウが先月、日本で行った地震被害の援助を呼びかけるファンミーティングに関し、中国メディアが批判的に報じたことについて「とんでもない」と語った。

 最近、中国の有名ポータルサイトのシナドットコムは、「クォン・サンウが日本でチャリティ活動をしたのは、金で人を欺こうとしたもの」とコラム形式の記事を掲載し、日本で先日起きた化粧品ショップの被害から目をそらせるためにチャリティ活動をした、と批判した。

 これに対しクォン・サンウに近い関係者は23日、「本当にとんでもない」とし、戸惑いを隠し切れない様子だ。この関係者は「もともと寄付の内訳も公にしないつもりだったが、主催者側が公開したもの。善意が悪意になってしまうなんてとんでもない」と語った。

 この関係者は「化粧品ショップ事件はクォン・サンウの名前を盗用した人のせいで起きたこと。これ以上、被害に遭うことがないよう、措置を施している状況」と話している。

 実際、クォン・サンウは自身のファンサイトに一連の事件について詳細な経緯を掲載、これ以上被害に遭う人がないように、という意向を表明していた。

 また、この関係者は9月30日に日本で行われるファンミーティングについても詳しく語った。「日本でこのファンミーティングについて、何の説明もなく参加費が2万4000円とだけ伝わっており、誤解している人もいる」と語った。

 そして「今回のイベントは難病の子供たちを助けるために非営利ボランティア団体の“メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン”とともに企画したもので、参加費とクォン・サンウの出演料をひとつに集め寄託することになっている。イベントに参加した人々の名前もクォン・サンウとともに難病の子供の募金名簿に並ぶ予定」と説明している。

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