先週から週末連続ドラマ『噂の七姫』で流れ始めたソプラノの声の主は世界的なオペラ歌手のチョ・スミだった。タイトルは『もう忘れることにします』。

　『明成皇后』『許浚』など時代劇と縁が深かったチョ・スミにとって、現代ドラマのオリジナル・サウンド・トラック参加は今回が初めて。チョ・スミの声は、10年間片思いしていた男性が去り、その胸の傷もまだ癒えないときに、出生の秘密を知って苦しむイ・テランのテーマソングとして挿入され、視聴者たちの目頭を熱くする。

　『もう忘れることにします』を作曲したクロード・チェは「チョ・スミは今月末に世界デビュー20周年記念コンサートのために訪韓する予定で、この時にテーマ曲のヒロインのイ・テランと会いたいと語った」と話している。

　『噂の七姫』はこれまで歌手バダ、シンジ、コ・ユジン、The Oneら人気歌手たちの歌を挿入歌にして話題となってきた。