映画
キム・レウォン、イルマの演奏聞きながら役作り
俳優キム・レウォンがイルマのピアノ演奏を聞きながら役に没頭している。
現在、金海で映画『ひまわり』を撮影中のキム・レウォンは、映画のオリジナルサウンドトラックに参加しているイルマのピアノ演奏が、自ら演じるテシク役になりきるのに大いに役立っている」と彼の演奏をいつも聞きながら役作りをしているという。
イギリスの永住権を放棄して今月10日、海軍の軍楽兵として入隊したイルマは、入隊前に『ひまわり』の挿入曲全曲を豊かな感性で演奏、あらためてその実力をアピールした。
2001年『Love Scene』で本格的な活動を始めたイルマだが、ドラマ『冬のソナタ』でチェ・ジウのテーマ曲を作曲・演奏したことでよく知られるようになった。その後、定期的にアルバムやコンサートで活動する他、映画やアニメのオリジナルサウンドトラックにも参加、スター演奏家としての地位を確かなものにした。
制作スタッフによると、『ひまわり』のイ・ウクヒョン音楽監督が「イルマのセンチメンタルな演奏は、ある男の新しい希望を描くこの作品にぴったり」と判断、イルマにサウンドトラック参加を勧め、イルマもシナリオに魅せられてこれに快く応じたという。
『ひまわり』は夢を失い生きてきた男が、家族という絆を見つけ、希望を取り戻す感動の物語。キム・レウォンをはじめ、韓国の理想的な母親役をよく演じることで知られるキム・ヘスク、3000分の1の競争率を勝ち抜いて抜擢された新人ホ・イジェが共演する。現在、撮影は50%以上を撮り終えており、今年11月公開される予定だ。