今年後半最高の期待作、ポン・ジュノ監督の『グエムル-漢江の怪物-』が今月27日の公開を前に、映画史上最多の映画館数を確保できるかどうかに関心が集まっている。

　映画『グエムル-漢江の怪物-』を配給するショーボックス関係者は24日、スターニュースとの電話インタビューで「現在、約500館を抑えている状態。追加でさらに30～50館抑える予定だと語った。

　韓国映画史上で最多スクリーン記録を持つ映画はチャン・ドンゴンとイ・ジョンジェが主演した『タイフーン』で、去年12月に全国540スクリーンで公開された。つまり『グエムル-漢江の怪物-』があと40スクリーン以上を確保できれば、『タイフーン』を越えて史上最多の公開館記録を打ち立てることになる。

　ショーボックス関係者は「まだ具体的な数字は明らかにできないが、現在も映画館を確保するため努力している」と説明する。13日に全国500館で公開されたカン・ウソク監督の『韓半島』は、公開当日にやっと正確なスクリーン数の集計が出たことを考えると、『グエムル-漢江の怪物-』も公開前日ごろスクリーン数が決まると思われる。