映画
野球映画『スーパースターカム・サヨン』、輸入2年目に日本公開へ
夢を追いかけた野球人カム・サヨン(三美スーパースターズ元投手)のストーリーが日本で公開される。
イ・ボムス主演の野球映画『スーパースターカム・サヨン』(キム・ジョンヒョン監督)が韓国の野球映画では初めて日本で公開されることになった。同映画は9月9日、東京六本木のアジア映画専用劇場「シネマート」で公開される。
韓流スターが出演しない韓国映画が日本で公開されるのは極めて異例なことだ。日本のアミューズ社が同映画を輸入してから2年目の公開になる。
アミューズ社の大里洋吉会長が2年前に韓国を訪問中、偶然この映画を観て感動し、すぐに輸入したものの、有名な韓流スターが出演していないという点が公開への足止めとなった。ヒットするかどうかが不透明であるという理由で、上映する映画館が決まらないまま、2年間保留されてきた。
このため、野球を前面に出すのではなく、厳しい状況の中で夢を捨てなかった男というコンセプトで広報を開始した。日本内のポスターには三美スーパースターズのユニフォームの代わりに、ネクタイを締めたイ・ボムスが登場しているのもこのような理由のためだ。
2004年に公開された同映画の実際の主人公カム・サヨンは、昨年6月に国際デジタル大学の監督に就任している。