1200万人を動員したイ・ジュニク監督の映画『王の男』が第43回大鐘賞映画祭授賞式で最優秀作品賞・監督賞・脚本賞・主演男優賞・助演男優賞など、大鐘賞史上最多部門の10部門で受賞するという栄光に輝いた。

 21日午後、ソウル市三成洞のKOEXコンベンションホールで、アナウンサーのリュ・ジョンヒョンと女優イ・ボヨンの司会により開催された大鐘賞映画祭授賞式。『王の男』は最優秀作品賞をはじめ監督賞(イ・ジュニク)、脚本賞(チェ・ソクファン)、主演男優賞(カム・ウソン)、助演男優賞(ユ・ヘジン)、新人男優賞(イ・ジュンギ)、撮影賞(チ・キルン)、男女人気賞(イ・ジュンギ、カン・ソンヨン)、男性海外人気賞(イ・ジュンギ)の10部門で受賞した。

 特に、『王の男』で一躍スターになった新進俳優、イ・ジュンギは新人男優賞・男性人気賞・海外人気賞の3部門で受賞、個人で3冠王に輝いた。

 カム・ウソン、イ・ジュンギ、チョン・ジェヨン、カン・ソンヨンが出演した『王の男』は、大鐘賞史上最多の15部門にノミネートされた。

 今年の作品賞には『王の男』をはじめ、『タイフーン』『トンマッコルへようこそ』『親切なクムジャさん』『ユア・マイ・サンシャイン』がノミネートされていた。

 注目を集めた主演男優賞は『王の男』のカム・ウソン、主演女優賞は『ユア・マイ・サンシャイン』のチョン・ドヨンが受賞した。映画ファンによるインターネットやモバイル投票で選ばれる男女の人気賞は『王の男』のイ・ジュンギとカン・ソンヨンが受賞。海外人気賞はイ・ジュンギと『親切なクムジャさん』のイ・ヨンエだった。

 助演男優賞は『王の男』のユ・ヘジン、助演女優賞は『トンマッコルへようこそ』のカン・ヘジョン。栄光の新人監督賞は『恋愛の目的』のハン・ジェリム監督に輝いた。男女新人賞は『王の男』のイ・ジュンギと『死生決断』のチュ・ジャヒョンがさらった。

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