チ・ジニ、ユ・ジテ、エリック、イ・ドンゴン、ソ・ジソブなどがモデルとなったオムニバスCD『同感』が日本への輸出を控え、ポッタリ商人(担ぎ屋)の活動により、思わぬ局面に面している。

 今月3日に韓国で発売された『同感 (ドンガム)(Sympathy) Vol. 4 - Four Seasons Edition』は、発売10日前にすでに4万セットを売上げ、オムニバスCDのビッグブランドとしてその地位を確立した。『同感』シリーズの制作会社ソンウンミュージック社は、ジャケットモデルが韓流スターである点を十分に活かし、来月、日本で輸出版を発売する企画を立てていた。

 しかしソンウンミュージック社側によると、『同感Vol.4』は韓国での発売と同時に、インターネットアルバム販売サイトを通じて、すぐに日本でも販売されたことを発見したという。

 ソンウンミュージック側は「日本でインターネット販売されている『同感』シリーズのアルバムは、大部分がポッタリ商人が運び込んだものと把握され、当社のマーケティングとはまったく無関係なもの」と明らかにした。

 また「日本向け商品を企画・準備している現時点で、国内用の商品が日本で販売されているという事実に非常に当惑している」としながら、「日本での韓国版『同感』の販売が中断されれば幸いだが、日本輸出版を間もなく発売する予定でいるのに、現時点ではポッタリ商人を取り締まる手段がないため、焦りばかりがつのっている」と伝えた。

 しかしソンウンミュージック側は「しかし、日本での『同感』が持つ大きな可能性とジャケットモデルの人気を再度確認した点では、それなりの意味があったと考える」と話し、来月発売される日本版アルバムの輸出に期待感を示した。

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