漫画家のキム・ジン氏が『砂時計』で有名な脚本家ソン・ジナ氏を相手取って著作権侵害訴訟を起こしたものの敗訴した。キム氏はソン氏が自身の漫画『風の国』を盗作し、MBCの歴史ドラマ『太王四神記』の台本を書いたとして、昨年6月に5000万ウォンの損害賠償訴訟を起こした。

 これに対しソウル中央地裁民事43単独の許盛旭(ホ・ソンウク)判事は「2つの著作物の間には一部似ている部分はあるものの、ソン氏の『太王四神記』のシナリオがまだ完成していないことから、実質的な類似性があると見るのは難しい」とし、キム氏に敗訴判決を下したと2日伝えた。裁判部は「キム氏はソン氏が『太王四神記』のシナリオを完成させ、その内容通りにドラマが制作された後、それに対して著作権侵害を訴えても遅くない」とした。

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