映画
コ・ヒョンジョン、注目のベッドシーンは過激?
ホン・サンス監督のベッドシーンが変化した。ホン監督とコ・ヒョンジョンがタッグを組んだことで話題を集めた映画『浜辺の女』で、ホン監督が以前とは違ったスタイルのベッドシーンを手がけたことが伝えられ、注目を集めた。
ホン監督はこれまで『オー!スジョン』『気まぐれな唇(韓国タイトル:生活の発見)』『女は男の未来だ』『映画物語』などの作品で、過激な露出シーンやベッドシーンを撮影してきた。ホン監督が手がける露出度が高いシーンは、これといったテクニックを使わず、バックミュージックが使用される訳でもない。ただ出演者たちの会話だけで行われる無機質なベッドシーンが、ホン監督の持ち味だった。
しかし映画関係者は「今回の作品のベッドシーンは、これまでのホン監督の作品とは大きく異なる」と明らかにし、作品に大きな変化があったことを伝えた。また関係者は「これまでホン監督が手がけたベッドシーンは、他人の情事を何気なく眺めるかのような観点で撮影されたが、今回は感情があふれ出すような感覚で撮影された」と話したほか、露出度についてもこれまでより遥かに低いと説明した。
ベッドシーン以外でも映画の雰囲気自体が、これまでよりソフトで温かいイメージになったとの評判だ。別の映画関係者は「現在編集が行われているが、これまでのドライで無機質な雰囲気から脱皮して、より温かい雰囲気が感じられる」と説明した。
8月30日に開幕される第63回ベニス国際映画祭への進出が予想される『浜辺の女』は、春の海に旅行に来た30代の男女が1日を共に過ごした後、ロマンスを繰り広げる内容を描いている。コ・ヒョンジョンのほか、キム・スンス、キム・テウ、ソン・ソンミが主役にキャスティングされ、ベッドシーンなど全ての撮影を終えたという。同映画は、8月に公開される予定。