ドラマ
オ・ヨンス、『朱蒙』撮影で5時間の涙演技
オ・ヨンスが、真の涙の女王として、その魅力を十分に見せつけた。
MBCドラマ『朱蒙』でユファ夫人役で出演しているオ・ヨンスは28日、慶尚南道山清郡黄梅山でヘモス(ホ・ジュノ)を看取るシーンを撮影した。
この日の撮影内容は、ヘモスと20年ぶりに再開した後、宮廷に戻ったユファ夫人が金蛙王(チョン・グァンリョル)を連れて再度ヘモスに会いに行く途中、ヘモスはテソ(キム・スンス)が引き連れた200人の軍勢の襲撃に遭い、命を失ってしまうシーン。ユファ夫人と金蛙王の2人は、ヘモスの遺体を前にし、痛恨の涙を流す。
さまざまな角度から撮影を行うため、オ・ヨンスは毎回涙を流さなければならず、結局5時間もの間ずっと涙を流し続けた。また撮影現場のスタッフ全員は、ヘモスを看取る2人の俳優の熱演ぶりを、息を殺してじっと見守った。
ドラマ関係者は、今回の撮影について「オ・ヨンスの演技は、驚きの域を越えて鳥肌が立つほどに感動するものだった」とし、「第12話には、2週に渡って撮影されたヘモスの最後の決闘シーンや、彼を看取るユファと金蛙王の哀愁に満ちた演技など、数々の名場面が収録されている」と期待感を持たせるコメントを残した。
こうした名場面が見られる『朱蒙』第12話は7月3日に放送される予定。