歌手RUI(イ・スンチョル)が「レインボープロジェクト」と共に音楽市場のパラダイムを一新させる。

　「レインボープロジェクト」は何人かの歌手の新曲をデジタルシングルで発売した後、これを再びオフラインでCDとして発売する新概念の音楽プロジェクト。

　オムニバスアルバムと似ているが、まずオンラインで先に発売されるという点と、有名歌手が完成度の高い新曲を発表するという点で新しい試みだ。

　「レインボープロジェクト」の第1号歌手として参加するRUI(イ・スンチョル)は『行かないで』という曲でこれに挑戦する。23日に音楽ダウンロードサイト「メロン」で初めて登場したこの曲は、切ない歌詞とメロディーのバラード。ドラマ『火の鳥』の主題歌「因縁」を超えるヒットを予感させている。

　9月末リリースを目標に正規アルバムの準備を進めているRUI(イ・スンチョル)は、「韓国のシングル市場を活性化できるということに意義があると思い、今回のプロジェクトに参加した」とし、「歌手個人がシングルをオンライン市場で発表すれば数千万ウォンの費用がかかるが、レインボープロジェクトを上手く活用すれば収益も期待できる」と説明した。